カードローン 信用情報

1.人生設計に影響する信用情報とは

カードローンが利用できれば、数万円程度のお金ならすぐに借りることができて便利ですよね。
カードローンを初めて利用する人は、どの金融機関を利用するのか、審査に通るのかなどを心配しがちです。
そういった点だけを気にして、借入後に返済遅れをしても、後で支払えばいいと気軽に考えている人も多いようです。
しかし、カードローンの利用の仕方によっては人生設計にも影響を与えます。
大げさのように感じますが、これからマイホームを購入したい、マイカーを手にしたい、子供の将来のために教育ローンを利用したいという人は、そういったローンの審査にも影響する問題ですから、よく理解しておいて下さい。
ここまで言う理由は、信用情報というものが、個人の借入に非常に影響するからです。
このページでは、カードローンの利用と信用情報について解説していきます。

 

1-1.信用情報に登録されている内容

信用情報というのは、クレジットカードやローンなど信用取引に関する個人の利用状況などを表す情報です。
クレジットカードやローンの申し込みをするだけで、申込みをした金融機関や個人情報、申し込んだ日やどのような商品に申し込んだのかの情報も記録されます。
審査に通れば契約した日から利用限度額まで記録されますし、返済をするたびに、返済日や残高、完済すればいつ完済したのかなど細かく記録されていきます。
延滞をした場合には、その延滞した情報も記録されます。
このように、金融機関を利用した場合には、様々な情報が記録されることになるのです。
そして、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどに申し込みをすれば、信用情報が確認され、その人がどのように金融機関を利用してきたのか、信用できる人なのかを信用情報をもとに判断されることになります。

 

1-2.銀行や金融業者は必ず審査時にチェック

銀行や消費者金融、クレジットカードを取り扱っている信販会社など、どの金融機関も審査時には必ず信用情報をチェックします。
信用情報を確認することで、申込者の様々な情報が手に入るため、審査結果に大きな影響を及ぼします。
繰り返しますが、信用情報には個人の信用取引に関するあらゆる履歴が記録されています。
そのため、銀行や消費者金融、信販会社などは、「この人は本当に返済能力があるのか」といった点を信用情報を基に判断するわけです。
審査で信用情報がチェックされた際、何か問題が見つかってしまうと審査に通る確率はガクッと落ちてしまいます。
仮にカードローンの利用で何か問題があり、そのことが信用情報に登録されてしまうと、他のローン審査などにも影響が出ます。
そのため、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどを組む予定があるという人は、カードローン利用には最新の注意が必要です。

 

1-3.遅延や事故情報など傷が付くと危険

カードローンなど信用取引で何か問題があり、信用情報に登録されることを「信用情報に傷がつく」などと言います。
また、信用情報に傷がつくことを、よく「ブラック」と言います。
ブラックというとピンとこないかもしれませんが、ブラックリストという言葉を聞いたことがある人は多いはず。
ブラックリストは実際に存在するものではありませんが、信用情報に傷がついた人のリストという意味で使われます。
では、どのような時に信用情報に傷がつくのでしょうか。
それは返済の遅延や債務整理など金融事故を起こしたときです。
2〜3ヶ月以上の長期にもわたる遅延をしていたり、任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理などは事故情報として信用情報に記録され、この状態を信用情報に傷が付くと言います。
信用情報に傷が付いた状態では、どこの金融機関からもお金を借りられないため、金融事故を起こさないように計画的な利用が必要になります。

2.カードローンの利用が及ぼす信用情報への影響

誰でもカードローンの利用によって信用情報には傷を付けたくないものですよね。
信用情報に傷がついてしまうと、人生設計にも影響を及ぼす可能性があるため、カードローンの利用自体をためらうという人もいるかもしれませんね。
マイホームが長年の夢という人や、子供にはしっかりとした教育を受けさせたいと考えている人にとっては、自分がカードローンを利用したことによって、家族の夢まで奪ってしまうことになるのではないかと不安を感じてしまいます。
しかし、カードローンを利用したからといって信用情報に傷がつくわけでもありませんし、逆に、これから利用するローンにプラスとなることもあります。

 

2-1.カードローンを利用しただけでは傷は付かない

信用情報に傷がつくのは遅延や債務整理をした時だけです。
そのため、カードローンを利用したからといって信用情報に傷がつくわけではありません。
この信用情報とは、名前からもわかるように金融機関が利用者の信用を確認するために利用されています。
そのため、マイナスの面もあれば、利用者にとってプラスになる面もあります。
例えば、何度もカードローンを利用しているのに一度も延滞などをしたことがないという人は、それだけで返済能力が高いと判断できます。
そのような信用情報を作っておけば、他のローンへ申し込んだ際、金融機関が信用情報を確認して「この人は信用できるな」と判断するなどプラスポイントとなることもあるのです。

 

2-2.借り入れ件数や金額により住宅ローンの審査に影響

信用情報は、記録されている情報によってマイナスに働くこともあれば、プラスになることもあります。
カードローンを利用する時には、プラスに働くように意識しながら利用することが大切です。
ただし、延滞などもなく確実な返済を続けていても、借入件数や借入総額が多いとマイナスとなることがあります。
複数社からの借り入れがあり、多額の融資を受けている場合、借り過ぎと判断され住宅ローンの審査に影響を与えることもあります。
確実な返済を続けていても、借入総額が大きい場合、そのうち返済が滞るのではないかという不安を金融機関に与えることになります。
金融機関から信用を得るためには、借り方にも注意が必要です。

 

カードローン 住宅ローン 影響

 

3.カードローンの利用が信用情報に反映される流れ

金融機関は、カードローンなどの利用申し込みを受けたり、返済や金融事故などがあった場合には、信用情報機関に情報を提供します。
また、逆に審査をする際には必ず信用情報を確認をします。
具体的に、金融機関が信用情報を登録する流れとしては、まず氏名や生年月日などの個人情報から申込日、申込みを受けた商品の種類などの情報を信用情報機関に提供します。
そして、契約をすれば契約日や商品の内容、契約金額などの情報が記録され、返済が行われると返済日も記録されますし、延滞をすればその延滞発生日や延滞が解消された日も記録されます。
このように、金融機関を利用した時には、全ての情報が記録されると思っておきましょう。

 

3-1.審査に申し込んだ時点で信用情報に反映される

信用情報に反映される流れを見てもわかるように、申込みをした時点で信用情報には様々な情報が反映されていることがわかります。
今まで信用情報の存在を知らなかった人にとっては、なんとなく怖いと感じるかもしれませんが、このシステムはとても重要なことです。
金融機関にとっても、どんな人かもわからない人にお金を融資するわけにもいきませんし、もしカードローンを悪用するような人にお金を貸してしまえば大きな損失にもなります。
また、利用者にとっても、審査では適切な判断をしてもらいたいものですよね。
そのためには、過去の利用実績が確認できる情報が必要となります。
この信用情報は利用者にとっても金融機関にも、とても重要な情報となります。

 

3-2.審査落ちはマイナスになる?

審査に落ちてしまうと、他のカードローンなどに申し込みをした時に、かなりのマイナスポイントになるのではないかと心配になってしまいますよね。
しかし、審査落ちをしたからといって、他の審査に通らないというわけでもなく、それほど大きなマイナスポイントにはなりません。
ただ、全く関係ないというわけでもなくどうしても慎重な審査はされると考えておきましょう。
金融機関としてもなぜ審査に通らなかったのかと当然疑問を抱きますから、入念に審査する必要が出てくるというわけです。
そのため、審査落ちをしたからといって、すぐに他のカードローンなどに申し込みをしてしまうと、「そんなにお金に困っているのかな?返済は大丈夫かな?」と不信感を与えることになります。

 

3-3.記録される期間は内容によって異なる

信用情報は一定期間を過ぎれば消去されます。
具体的に、申込時の情報は、6ヶ月は保存されます。
返済状況の記録は最長5年は記録されるため、延滞などをした場合、その情報を5年間は確認ができるということです。
その他、債務整理の情報は種類によって登録される期間が異なります。
すなわち、任意整理では最長5年、自己破産や個人再生といった債務整理では最長10年となっています。
審査落ちの事実なら6ヶ月程度で消えるため、審査落ちをしてから他の金融機関の申し込みをするのは、6ヶ月程度空けてからの方か良いと考えられます。

4.自分の信用情報を確認する方法は?

住宅ローンや教育ローンなどにも影響する信用情報がとても気になりますよね。
今まで金融機関からお金を借りたことがないという人、クレジットカードなども問題なく利用しているという人は、信用情報には傷がついていないものと思われます。
しかし、カードローンの利用中に返済の延滞などをしてしまった人の中には、自分の信用情報がどうなっているのか気になる人もいるのではないでしょうか?
実は、信用情報というのは金融機関だけでなく、個人で確認することも可能です。
日本には日本信用情報機構(JICC)、指定信用情報機関(CIC)、全国銀行個人信用情報センターという3つの信用情報機関がありますが、その全てで自分の信用情報を確認できます。
各機関によって情報開示の方法が異なりますが、便利なところではパソコンやスマートフォンで開示請求をすることが可能です。